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風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

人生で初めての入院生活。自分、家族、仕事、人生とは⁉入院生活で感じた事や闘病記録、家族との過ごし方、趣味や特技の事を綴っていきます。

抗がん剤投与から1週間

『抗がん剤』の副作用が顕著に表れるころ。私が感じたこと。私の身に起こったこと。

 

抗がん剤投与から1週間

 

 

  今回は、抗がん剤の投与を初めて行った後に私の体、心がどうなっていったかを書いていこうかと思います。 

前回までに書いた通り、治療方法は『R-CHOP療法』5つの薬品を5日間連続で、首に装着しているCVカテーテルから投与され続けます。 

この連続というのが、心身ともに本当にきつかった。では、実際身に起こった事とその原因を私なりに項目に分けて書いていきたいと思います。 

 

体に起きた事

 

・心臓に合併症があるので、静脈に連続で投与されるということで、心臓に負担がかかってしまい、かなり胸が苦しかった。


・体のあちこちで、抗がん剤と細胞が闘っているのかピリピリとする痛みがあった。


・食欲の減退。抗がん剤投与開始後、2~3日ほどは普通に食事もとれていたがそれ以降は、匂いも嫌になり食事の時間が苦痛になった。

(原因)抗がん剤の影響で、胃や腸などの働きが悪くなり、吐き気やムカつきが起きた為


・虚脱感。今までにないくらい体がだるくなり、寝るのもきつく、ベッドの上で虫の様に、もぞもぞと時間を持て余した。


・指先がビリビリと痺れ、ペットボトルの蓋も空けれないようになった。

(原因)オンコビンの影響による末端神経の感覚異常


・足先のむくみ

(原因)体内に入った水分(薬品等)が体外に排出できてないためにおこったむくみ


・夜寝ても、2~3時間ぐらいで目が覚めてしまいなかなか寝付けない日々が続いた。

(原因)不安やストレス、ステロイドの副作用


・抗がん剤を投与され続けるので、トイレに行きたくなり、夜中でも1時間おき位に目が覚め眠れない。


・舌が白くなり、その後、若干緑色になった

(原因)投薬による骨髄抑制の影響で、抵抗力が下がりカビなどに感染


・便秘になった。
(原因)オンコビンの影響

 

・ふらつき

(原因)骨髄抑制により、赤血球が少なくなったために貧血気味になった。

 

心の中で起きたこと

 

・とにかく治療の日々が不安

 

・家族や将来のことが不安

 

・治療法に対する不安

 

・約一週間、自動的に点滴をする機器と一緒なので、不便で不快

 

・食べれない。寝れない。便が出ない。と普段できてたことが出来ないので不安

 

・暇、とにかく暇。テレビ見ても、本読んでも集中力が続かず苦痛。

 

と、まあ、こんな感じです。

 

はっきり言って、毎日毎日、不快な日々が続きます。体に起きる症状は、医師や看護師に申告すれば薬品などで早急に対処できるものもあります。でも、心の中で起きる様々な葛藤や不安感を拭い去るのは至難の業です。毎日、毎日、自分の体の中で何かが起きました。  

何が起きたんだ?!この痛みはなんだ?!この感覚はなんだ?! 

私は、神経質なのでそう思ってしまうのかもしれませんが、次から次におこる事に戸惑いました。

 

初めての入院。しかも『悪性リンパ腫』という病気。初めての抗がん剤治療。

 不安じゃない方がおかしいです。だから、ちょっとした痛みや、ちょっとした不快感で自分だけがそうなんじゃないかとか、この痛みは、ひょっとしたら大変な症状なんじゃないかとか思ったら不安で仕方ありませんでした。

 

でも、今思えば、何事も医師や看護師に申告して、自分の体で起きていることを認識して、対処できることは対処する。対処できないことは、我慢する。(涙)

 そうすることで、もう少し楽に1回目の投薬を乗り越えられたような気がします。

 

 病気になる前に、TVや雑誌、インターネット等でも抗がん剤の治療は、変わったとか前に比べて楽になったとか言われているようですが、実際に体験してみて、どうでしょう?!これで、楽になったのであれば昔の治療に私は、耐えられないかもしれません。

 

私の母も数年前に抗がん剤の治療をしました。

 

治療は、とても辛そうで母が可哀想でした。でも、自分が体験してみると、、、。

 

『お母さんごめんね。』です。

 

息子は、あの時あなたの苦しみの数%も感じてませんでした。抗がん剤に任せてたら大丈夫。病院に任せてたら大丈夫。そんな感じでした。当時は、一生懸命だったつもりですけど。足りなかったなぁ、、、。

 

『お母さんごめんなさい。』

 

それぐらい、きつく思える1回目の抗がん剤投与でした。今は、この治療に頼るしかないので仕方ないですがこの治療をあと、6~8回続けるわけです。

 

これから先が心配です。

 

 

私は、『悪性リンパ腫』に対する抗がん剤治療というものは、数学みたいなもんだなと思ってます。

 

『悪性リンパ腫』の値にあった値(薬品)を掛け合い、値同士が打ち消しあえば、腫瘍は無くなり、合わなければ次回、違う値(薬品)を掛け合う。この繰り返しで、最終的に、0(ゼロ)を目指す。

 

0になればいいな、、、。

 

医学的には、0(ゼロ)は、無く、治療終了後の検査で5年間、異常がなければ『寛解かんかい』というそうです。治療後、異常がなければ5年、、、。

 

で、寛解。

 

先は、果てしなく遠い。

 

この『悪性リンパ腫』って、知れば知るほど厄介な病気なんだなと思いました。でも、自分の為に家族の為に私を待ってくれている人の為にしっかりと戦っていきたいとも思いました。

 

ここまでが、抗がん剤を投与して約一週間です。ここから、投与された薬品たちが私の体の中で細胞を死滅させてくれるわけです。(良い細胞も悪い細胞も) 

当然、良い細胞も死滅させられているので、感染症やその他の症状に悩まされることになります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。

 

次回は『投与後1~2週間後(回復期)』を書いていきたいと思います。

 

※ご注意*1

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 
 

*1:文中に医療行為や薬品に対する文章が記載されていますが、あくまでも私は、医学を勉強したものではありません。実体験に基づいて書いたもので。その点ご留意ぐださいますと幸いです。