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風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

人生で初めての入院生活。自分、家族、仕事、人生とは⁉入院生活で感じた事や闘病記録、家族との過ごし方、趣味や特技の事を綴っていきます。

はじめてのたいいん その①

番外編

突然の『悪性リンパ腫』告知から、約1か月。風邪だと思って病院に家を出てから、2か月。ようやく家に帰れる日が来た。2か月ぶりに帰る我が家。楽しいことだけが待ってるはずだった。でも、そこには新たな苦悩が待ち構えていた。その①

 

嬉しい。楽しい。喜びも表現FULL MAXで、迎えた一時帰宅の日

 

 その日は、当たり前のように早朝から目が覚めた。副作用も気にするほどでもなく、指先に若干の痺れを感じるほどだった。10時過ぎに妻が迎えに来てくれた。病室で帰宅時の処方薬(常時4種類の薬と発熱、便秘、腹痛用など、合わせて10種類の薬)を薬剤師から受け取る。その後に、看護師から、帰宅時の注意事項の説明があった。

 

一時帰宅時の注意事項

 

・院外は、雑菌などが蔓延している場合もあるので、常時、マスク着用。

・帰宅時は、必ず、手洗い、うがいを十分に行う事。

・室内では、空気清浄機などを使用することが望ましい。

・食事には、十分配慮すること。食材は、十分火を通し、生ものの飲食は厳禁!

 (肉、魚など。刺身、馬刺しは、絶対だめです!)

・温泉などの公衆浴場も雑菌などにさらされる危険性があるため厳禁です。

・園芸、ガーデニングなどは、土中に雑菌があるために厳禁です。

・抗がん剤の副作用で、健康な時に比べて抵抗力が下がっているので、感性症などに

 十分気を付ける事。

・規則正しい生活を行い、もし、体調に異変を感じたらすぐに連絡すること。

 

ざっと、書いてみても、このような内容でした。子供の時の夏休みや修学旅行前の注意事項を聞かされるような感じで、妻と肩を並べて話を聞きました。

(刺身食べれないのか。馬刺しも。温泉もいけないのか。)

一時帰宅は、叶いましたが、正直、楽しみは半減でした。時期は、1月の中旬。クリスマスもお正月も自分の誕生日も病室で一人で過ごした私は、我が家のイベント時の定番料理である刺身、馬刺しが食べれないことに大きな悲しみを覚えました。

 

もし、生ものを食べて、胃や腸で炎症を起こした場合、重篤な感染症を引き起こす恐れがあるそうです。この一時帰宅時だけじゃなく、病気が完治しても、1年間は、食しない方が良いと言われてます。見解は、医師によっても違うと思いますが私の担当医にはそう言われました。

 

一時帰宅時の注意事項が終わったら、『清算書』をもって事務員の方が病室にあらわれました。受け取った妻は絶句です。

 

『こんなにするの!!!』

 

どれどれ、興味津々、半分、戦々恐々。妻の手にある請求書をのぞき込んで、その驚愕の請求額に戦慄をおぼえました。 

 

約100万エーン(つд⊂)エーン

 

こんなにするんだ。母の時もが『ガン』の治療費にびっくりしましたが、わが身となるとその驚きはさらに大きかったです。入院生活が決まった日に、『高額医療費制度』の申請を妻に行ってもらっていたので実際に、病院に支払う金額は、それとは違いますが決して、少ない金額ではありませんでした。

 

実際、支払った金額 

約240,000円。(高額医療費申請後の金額です。)

 

入院期間:11月中旬から1月中旬まで。※入院生活が3か月に、亘っています。

 

1か月分(44,000円)×3か月+入院費=約240,000円。

 

240,000円ー1か月44,000円×3か月=107976円

 

107,976円÷3か月は=35,992円(1か月分の入院費。ベッド代、食費です。)

 

1か月負担分44,000円+35992円=79,992円

 

約1か月8万円の治療費が我が家の家計に重くのしかかってきます。

 

※私の場合、高額医療費制度(高額医療費制度について詳しい内容や試算などはこちらで→全国健康保険協会の申請をしていますので、自己負担限度額は、70歳未満年間所得210万円超~600万円以下ということで、1か月44,400円となります。これに、入院費と食費が足されて、大体1回のクールで約8万円になります。この中には、入院費、薬代、食費、検査費も含まれます。

 

戦慄の支払いを終えて、いよいよ自宅に向かいます。2か月ぶりに外に出ると、

(寒い、うるさい。)

これが私の第一印象でした。2か月も密閉された病棟に居たために、外の騒音、気温とは無関係の生活をしていましたので、何か季節と外の世界とのギャップを感じて、ちょっとだけショックでした。

 

もう、支払いの事など忘れている私は、たくさんの荷物を(一時帰宅とはいえ、一応退院という扱いになるためにの持つはすべて持って帰らなくてはなりません。)積むために、妻が運転する車を待ちました。

 

(遅いなぁ。ちょっと、座るか。)

 

そこにあった縁石に腰を下ろし、妻を待ちます。しばらくすると、妻の車が見えました。

 

(あー来た来た。よっこらっっ?!)

(え?!へっ?!ナニコレ?!)

(ちょっとまって!ナニコレ?!)

 

その時、私に起こったこととは?!このまま、念願の一時帰宅は、叶うのか?!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。

 

次回は、『はじめてのきたく その②』を書いていきます。