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風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

人生で初めての入院生活。自分、家族、仕事、人生とは⁉入院生活で感じた事や闘病記録、家族との過ごし方、趣味や特技の事を綴っていきます。

抗がん剤治療 2クール目 その⑦

先日会いに来てくれた友人の働きかけで続々と私の携帯には友人からの便りが来た。別にこの病気の事も何も隠すことなど無い。

 

『みんなにこの事言っても良いか?!』と訊いて来たとき私は快く承諾した。

 

今回のブログはシリーズものです。まだ読んでない方はこちら↓

 

抗がん剤治療 2クール目 その① - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

 

抗がん剤治療 2クール目 その② - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記- 

 

抗がん剤治療 2クール目 その③ - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

 

抗がん剤治療 2クール目 その④ - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

 

抗がん剤治療 2クール目 その⑤ - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

 

久しぶりの笑顔。抗がん剤治療 2クール目 その⑥ - 風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

 

   みんな口々に言った。なんでもっと早くに知らせなかったんだ。私も逆の立場ならば、きっとそう言うだろう。彼との再会がなかったらこんなやり取りさえわずらわしかっただろう。でも、彼が救ってくれた。私を死の淵というか絶望の沼から連れ出してくれた。決して、手は差し伸べず、俺はここにいるからお前の足で来いと力強く、待っててくれたような気がする。そして最後に手の届く範囲で私の手をこの掌を握ってくれた。

 

ありがとう。今でも思う。その後に高校時代からの友人やバスケ仲間がお見舞いに来てくれた。先の友人と同じようにみんな屈託のない笑顔にいつもと変わらない話が出来た。ここに戻りたい。みんなと同じように以前の私の様に楽しく、笑い、肩をペしぺし叩きながら昔話をしたり、お互いの近況を話したり。美味しい料理に囲まれながら酒を組みかわしたい。

 

戻りたい。本気で思った。

 

みんなが言う。 

『お前なら大丈夫な気がする』『俺たちの誰かじゃ分かんないけどお前なら大丈夫。』

なんの説得力もないが昔から彼らは私を必要としてくれて期待してくれた。遊ぶ時も悪ふざけするときも。先生にきつく怒られる時だって一緒だった。

 

竹馬の友とはこういうものなのかもしれない。そう思った。竹馬乗るほど幼くはなかったがバイクに乗ったり10キロ以上ある家から学校までの距離を一緒にバスで通学した仲間もいる。あの時に一緒にかいた汗、一緒に先生に殴られたげんこつの痛み。

 

一人ではひょっとしたら立ち直れなかったかもしれない。何で私ばっかりと考えもしたが彼らと会った今は私が彼らの先頭に立ち、もし彼らがガンや辛い局面に対峙した時、私の経験が生かせれればとさえ思うようになってきた。

 

この時の私の体調は決して良くは無かった。抗がん剤の副作用か髪の毛はごっそりと抜け出した。お風呂からあがる時も以前は髪をタオルで拭き、次に顔、最後に体だったが、髪の毛がごっそり抜けるようになってからは順番が逆になった。以前と同じようにしてしまったら最後体を拭く時に体中に髪の毛が大量に付着するからだ。

 

毎日、シャワーを浴びて毎日このような状態になり煩わしかった。逆にすればいいじゃんと思うが友人たちと会うまではそんなまで気が回らなかったのである。

 

 

薄くなった私の髪の毛。白髪も一気に増えた。

 

↓まだまだ毛はあります。でも念のためリンクにしました。見たい方はどうぞ。

抗がん剤治療2クール開始前の側頭部 https://goo.gl/zexR1H

 

↓部分部分に円形脱毛症みたいになってきました。

抗がん剤治療2クール終了時1~2週間の側頭部 https://goo.gl/OpcZfW

 

 

周りが見えてなかった。自分の事さえも。

 

副作用は他にもあり食欲が全くなかった。友人と会う時はおそらく一週間ほど殆ど食事が出来てない時だった。食事が出来なくても辛いということは無く、只々、白飯の匂いや味噌汁の匂い、魚の匂いが嫌で嫌でしょうがなかった。酷い時には吐き気をもよおすまでになった。

 

食が進まないのに排尿、排便、寝汗はあったので体重もどんどん減っていった。おそらく、友人達もやせ細った私の姿を見て唖然としたのではないだろうか。

そういうそぶりを見せることもなく、いつも通りに接してくれた友人達に感謝したい。あの時にもし、げっそり瘦せたねとか、以前の見る影もないねなどと言われれば勝手ながら友人関係を解消していたところだったかもしれない。

まあ、そんなことを言う人とは友人にはなってないだろうが。

 

色んな力を借りて何とか乗り切った第2クール。これが最低でもあと4回。この先、治療はもっと辛くなることは分かっている。また挫けそうになるのか。それとも、今を乗り切ることが出来たから、この先も乗り切れるのか。

 

それはやってみなければ誰にも判らない。医師にも私にも。

私は占いは信じない。でも、おまじないの類は信じてしまう。この足首に巻かれた子供が作ってくれたミサンガに私は改めて願いを誓った。元気な姿になりたいと。

 ↓汚い足ですみません。

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私の車の中に最後に使った日に置いたままの私のバスケットシューズとバスケットボール。

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以前と同じようなプレイは出来ないかもしれないが何とか頑張ってスリーポイントラインの外側からシュートを放ちボールがリングに一切触ることなくネットをくぐる時の音をまた聞きたい。スパッと言うあの音。

 

『Swish!』

 

英語ではあの音をスウィッシュという。ゴールのボードやリングに邪魔されない自分の距離感、力加減が一致した時だけに聞ける音。

 

私もバスケットボールの様に誰にも邪魔されず、横にぶれないように寛解というゴールを目指したい。

 

私は9000回以上シュートを外し300試合に敗れた。決勝のシュート(決めたら勝ち)も26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。

 

これは私が大好きなバスケットボールプレイヤーマイケルジョーダンの言葉だ。

ジョーダンと言えばおそらくほとんどの方がご存じだろう。でも、彼のハイライトシーンや偉業はTVや雑誌で取り上げられたが彼の失敗や負けた試合はあまり取り上げられない。彼は神とも呼ばれた男だ。そんな彼でも当たり前のように失敗から学んだと言っている。私も自分の失敗、間違いから多くの事を学んできた。これからもそうしよう。

 

焦りもあった、偽りもあったかもしれない。

 

でも、前に進もう。また挫けてもいいさ。そこから学び立ち上がれば.....。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。