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風邪だと思ってたんですが💧 -悪性リンパ腫闘病記-

人生で初めての入院生活。自分、家族、仕事、人生とは⁉入院生活で感じた事や闘病記録、家族との過ごし方、趣味や特技の事を綴っていきます。

抗がん剤治療第3クール⑥

辛い辛いオシッコとの闘いが終わり、この日の朝、私の体に繋がっていたチューブやコードが外された。自由に動ける解放感。今の私にはこのぐらいの自由でも涙が出るくらいに嬉しかった。

今回のブログはシリーズものです。まだの方はこちらからどうぞ↓

www.orangelamp8.com

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※ブログ内の薬品名、医学用語はあくまでも私が医師から聞いた話や自身で調べた結果による内容です。私は、医学を学んだわけでもありませんので、あくまでも実体験に基づいて書いております。もし、治療中の方や相談などはご自身の医師にお願いします。その点にご留意していただきますようお願い申し上げます。

 

 

ひとつの闘いが終わると次の闘いが始まる。

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体から点滴用のチューブやコード類が外されてやっとの思いで手に入れた解放感。

まだまだ、私の体の中にはたっぷりと水分が残っているのでトイレに行く回数は多いけれど。

 

『悪性リンパ腫』の治療の化学療法というものは苦労、苦痛、苦悩の連続です。やっと、おとずれたこの少しばかりの平穏も抗がん剤投与直後から24時間後に始まる皮下注射で次の闘いが始まります。

 

皮下注射。

 

あのインフルエンザの予防接種の時に射つ針は細いけど痛いし射った後にダル~くなるあの注射です。

 

私が今射っているこの注射は『フィルグラスチム』と言うもので抗がん剤によって破壊された血液の細胞を再生しやすくする働きをしてくれます。

あぁ~可哀想。次の闘いは注射なのね。と思っている方、甘いです。

 

大甘です。

 

熊本県の名産であるスイカの『祭ばやし』位に甘いです。

確かにこの注射をうたれるときも痛いんですが、この注射が引き金になって起きるものの方がはるかに痛いです。激痛です。テーブルの角で足の小指だけををうったような激痛です。←半分冗談

 

その次なる闘いとは、、、。骨痛との闘いです。

 

『骨痛』

 

知ってますか?!

 

私はこの『悪性リンパ腫』になって初めて必要にかられて学び、この時初めて体験してさらに学びました。

 

骨痛は痛い。

 

その痛さと言ったら泣きそうなくらい。想像できないですよね、、、。

では、この骨痛が起きる原因を説明させていただきます。

その為には私が『悪性リンパ腫』治療の為に行っている化学療法というものを説明しなければいけません。

この化学療法ってはっきり言って聞いたことない言葉、薬品名のカーニバルです。

私も初めて聞いたときから3か月くらいは全く耳が脳が頭が受け付けない言葉ばかりでした。

 

なので今回はそれを噛み砕いて漫画にしました。

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今までのblogで書いてきた私が闘っている副作用ですが今回の『骨痛』は③の中に含まれる副作用です。この漫画②で抗がん剤をうたれ破壊された私の体の良性な血液の細胞たちは貧弱になり、数も激減してしまいました。このままでは、何らかのウイルスに晒されれば感染症や重篤な症状を引き起こす可能性が高まっています。

 

その対処として私の場合は『フィルグラスチム』という薬品を皮下注射することによってその数が減ってしまった良性の血液細胞(白血球、(好中球)、ヘモグロビン、赤血球、血小板など)の精製を手助けして生成をします。

 

その生成される過程で起こるのが『骨痛』です。

 

人間の血液は何処で作られるか。大人になるとその殆どが胸骨、脊椎、肋骨、骨盤などの限られた場所でしか作られなくなります。そこに急いで作れと作用する薬を注射するわけです。

 

血液が出来る。急いで作る。どんどん出来る。

 

それによって起きる痛み。『骨痛』この血液の生成の手助けする薬品は私が使っている『フィルグラスチム』の他にもジーラスタやグランという薬品があるようです。

(症状や副作用は違うかもしれないので医師にご相談ください。)

 

『フィルグラスチム』によって起きる副作用は

 

①ショック。②間質性肺炎。③急性呼吸窮迫症候群。④毛細血管漏出症候群(低血圧,低アルブミン血症,浮腫,肺水腫,胸水,腹水,血液濃縮など)。
[フィルグラスチム,ペグフィルグラスチムのみ]⑤(急性骨髄性白血病・骨髄異形成症候群の人で)芽球の増加促進。⑥脾腫・脾破裂。

 

ペグフィルグラスチム]
(1)おこることがある副作用……発疹,じん麻疹,紅斑,かゆみ,多形紅斑,皮膚剥脱(はくだつ)/背部痛,関節痛,筋肉痛,骨痛,四肢痛,筋骨格痛/下痢,便秘,腹痛,腹部不快感,悪心,嘔吐,口内炎/食欲減退/頭痛,味覚異常,めまい,異常感覚,感覚鈍麻,不眠症/口腔咽頭痛,せき,呼吸困難/発熱,倦怠感,潮紅,浮腫,疼痛,胸痛,注射部位反応(注射部位疼痛を含む)
(2)検査などでわかる副作用……ALT・AST上昇,肝機能異常,血中ビリルビン増加,γ-GTP増加/白血球増加,好中球増加,リンパ球減少,貧血,血小板減少,白血球減少,単球増加/電解質(カリウム,カルシウム,リン,クロール,ナトリウム)異常,高血糖/LDH上昇,AL-P上昇,CRP上昇,血中アルブミン減少,尿酸増加

【参照】リンク⇩

フィルグラスチムBS注シリンジとは?|特徴や効果・用量・副作用 - gooヘルスケア

 

薬品を使うという事はどこまで行っても副作用との闘いです。

私の場合は『骨痛』。主に腰の痛み。胸が苦しくなる。発熱。です。腰は立ち上がることが出来ずにその痛みがひくまではベッドの上でもぞもぞとしてます。

 

ドクンドクンと脈打つほど痛むのでロキソニンを処方してもらい毎回服用してます。

この他にも40度近い発熱が2,3日続きます。自分の脊椎が血液を作ってくれている痛みなので頑張れますが本当に痛いです。

 

この皮下注射は白血球などの減少傾向から反発して上がるまで連日皮下注射されます。

私の場合は5~7日間です。血液の成分が減少傾向から反発して増加傾向になれば皮下注射も止め、退院までのカウントダウンが始まります。

 

抗がん剤の投与も、その副作用も闘いですがこの『骨痛』との闘いやこの時期は抵抗力が弱いので感染予防との闘いにもなります。

 

当然、病室外に出られなくなりますし、抵抗力が下がりすぎたり、上がりきらなかったらクリーンルームというガラス張りで大きな空気清浄機が付いたの除菌室に入らなければいけなくなりません。ここに入っている間は家族との面会もガラス越しですし、一般の人とは面会すら許されません。

 

この回復期と言われる期間は患者も医師も看護師もすごく過敏になります。

ちょっとした、発熱、湿疹、発疹などにも目を光らせて感染してないか、感染源はないかと病棟自体がピリピリします。

私の場合の回復期は1~2週間。

待ちに待った退院はすぐそこなのにちょっとした油断、やるべきことをやらなかったせいで炎症起こしてしまったりします。本当に気が抜けない期間なんです。

 

歯磨き、手洗い、マスク着用。

 

本当に当たり前のことですがこれを忘れただけで炎症起こしたり、退院が長引いたり、治療が進まなかったりします。その炎症が時には重篤な事になることもあります。

私たち患者にとってもその家族にとってもとても気を遣う部分です。

 

私も自分が『悪性リンパ腫』になるまでは血液内科っていうところも、その感染症対策も全く知りませんでした。でも、ここの病棟に初めて足を踏み入れた時の異様な雰囲気、子供立ち入り禁止(子供は泥遊びなどで雑菌を持ってる可能性があるためと聞いています。)の注意書き、病棟入り口前の大きな人を寄せ付けない自動ドアもこの治療が進めば進むほど理解できるようになりました。

 

治療が滞るなんて怖いですもん。感染症も怖いですし、ましてやこの病気とさらに感染症で死ぬという可能性も現実的な数字です。

この数か月間で何人もの感染症にかかった急患の患者や入院患者が炎症を起こして治療中止になったケースを目にしてきました。

 

だから、ここで皆様にお願いがあります。

 

お見舞い客の中にもマスクしてない人や手を洗ってない人、汚れた作業服で来る人などたまに見ます。(作業服の人を中傷するつもりはありません。私もそうでしたし。)

もし、このblogを読んでいただいた人の家族、友人、同僚の中に血液内科に入院されている人がいらっしゃるのであればお見舞いの時に、少しだけそこで闘っている患者の事を考えてご協力していただければ幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。感謝いたします。